田楽もおばんざいの定番で、冬の白みそベースの柚子みそ田楽から、夏の辛みを加えた赤みそ田楽まで、豆腐やコンニャク、茄子など、季節によって素材とみその変化はあるものの1年中あるものです。木の芽を足せば春の香りの田楽に仕上がります。
<合わせだし>
<木の芽みそ>
<白練りみそベース・作りやすい量>
<合わせだし>を鍋に入れて中火にかけ、煮立てばゆで筍を加える。再び煮立てばキッチンペーパー等で落とし蓋をし、弱火で15分コトコト含め煮にして、火を止めそのまま冷ます。
<白練りみそ>を作る。鍋に材料を入れ、なめらかになるまでよく混ぜ合わせる。木ベラで混ぜながら、弱めの中火にかけプクプクしてくれば弱火にし、更に混ぜる。ポッテリして照りがついてくれば、火を止め冷ます。始めのみそのかたさ位になればOKです。(火口にかけたままで冷ますと、余熱で焦げるので、鍋敷きの上に置き換えて冷まします。)ここでは作りやすい量で作っています、使うのは半量です。
<木の芽みそ>のホウレン草は塩を入れた熱湯でサッとゆでて水に取り、粗熱が取れたら水気を絞り、細かく刻んで、軸をはずした木の芽と一緒にすり鉢でペースト状になるまですりつぶす。卵黄を加えよく混ぜ合わせ、2の白練りみそ100gを加えて更によく混ぜ合わせる。
グリルを予熱し始める。1の筍の汁気を拭き取り、3の木の芽みそを表面にぬり、竹串等で縞に凹凸をつけ、グリルに入れ表面に薄く焼き色がつく位に焼き、器に盛る。焼く時にかたむいていれば、みそが流れるので、大根の輪切り等を台にしてまっすぐにして下さい。木の芽を手の平にのせて、空気でたたくつもりで手と手の間に空間を作りながら、ポンとたたいて、ふわっと香りを出して、焼き色をつけた面にのせる。
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