清流を泳ぐ鮎に似せた、初夏の定番和菓子です。四季を感じますね。金串を使って手軽にお顔を書きましょう。
<皮>
<求肥>
求肥をかためる型(流し型やバット)に霧吹きをかけ、その上に片栗粉をたっぷりと振っておく(10cm×12cm程度)。
<皮>を作る。ボウルに卵を割り入れ、よく溶きほぐす。砂糖も加え、泡立て器ですり混ぜる。ハチミツ、みりん、水を加え、さらによく混ぜ合わせる。
これらを加えることでしっとり仕上がります。
薄力粉と重曹も振るい入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜ、ラップをして冷蔵庫で30分ほど休ませる。
生地を休ませずにすぐ焼くと鍋にくっつきやすくなります。
<求肥>を作る。鍋に白玉粉を入れ、水を少しずつ加え、だまのないように泡立て器でよく溶く。
(3)を中火にかけながら木ベラで練る。全体にかたまってきたら弱火にし、ツヤが出てくるまでさらによく練る。
砂糖を3回に分けて入れ、その都度よく練る。生地に透明感とツヤが出たら完成。
木ベラですくって落とすとリボン状に流れ落ちるくらいのかたさです。かたいようなら分量外の差し水をしてください。
型に流し入れて平らにし、最後は上からも片栗粉を振り、冷蔵庫で冷やしておく。
かたまったら型から取り出し、包丁で縦長に8等分にカットし、余分な粉は振るい落とす。
フライパンを弱火にかけ、サラダ油を薄くぬり、お玉約1/2杯分の生地を流し、10×12cm程度のだ円形に整える。
ごく弱火で焼き、表面に気泡が出て、周りが乾いてきたら裏返し、約1分焼く。
焼けたら最初に焼いた面を下にして等分にした<求肥>を1本のせる。生地を半分に折りたたみ、指で右側をつまんで尾びれを形取り、粗熱を取る。同様に残り7個も作る。
ラップを使っても良いです。熱いうちに形取らないと、うまく形がつかなくなります。
金串の先端(鋭い方)と先を両方コンロで熱し、(10)に押し当てて模様をつける。尾の部分に3本、エラ部分に1本線を入れ、串の先で目を入れる。これを繰り返し、8個作る。
・【金串】はバーベキューなどで使用する20cm程度の長さの金串を使用。
|
Copyright © 1997-2025 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved. |