寒い京都の冬、あんかけにおろしショウガを添えると体がほこほこ温まります。ちょっと時間に余裕があって、ゆりねがお安く手に入れられるようになるときの1品。
<具>
<あん>
<水溶き葛又は片栗>
ゆりねは、1枚ずつはがして傷付いた茶色の部分は削ぎ取り、しっかり湯気の上がった蒸し器で、柔らかくなるまで8~10分蒸し、熱い間に裏ごして冷ます。冷めれば、卵白の半量を加えてまぜる。
<具>のエビは殻と背ワタを取り、1尾を3つに切り鍋に酒、塩を加え中火にかけ炒り煮にし、エビが赤くなればザルに上げ冷ましておく。キクラゲはぬるま湯で柔らかく戻し、石づきを切り落とし細切りにする。
ゆりねを6等分に分け、1個ずつ丸め、ペッタンコにのばしエビ、ウニ、キクラゲ、ギンナンを中央にのせ空気を抜きながらボール状に丸め、残りの卵白をうすく絡め、みじん粉(又は片栗粉)を全体にからめる。
揚げ油を170℃に熱し表面に美味しそうな揚げ色がつくまで揚げ、油をきって、器に入れる。
鍋に<あん>の材料を入れ強火にかけ煮立てば<水溶き葛又は片栗>を混ぜながら加え、固めのトロミをつけ、4のゆりね団子にトロンとかけ、お好みでおろしショウガやおろしユズ皮をのせる。
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