緑茶や紅茶の葉で作る香ばしい殻つきエビの燻製です。
殻つきのエビはよく洗ってから頭を外して背ワタを竹串などを使って取り除き、塩を振って30分ほどおく。お茶の葉に水を加えて混ぜ合わせておく。
準備したエビの水分をキッチンペーパーなどでよく拭き取り、キッチンペーパーを敷いたバットにのせて1時間ほど風通しの良いところにおくかラップをせずに冷蔵庫に置いて乾かす。
燻製は余計な水分があると煙と反応して酸味に変わってしまいます。事前にしっかりと水分を拭き取って乾かし、燻煙中も食材から汗のように水分が出てきたら拭き取るようにしてください。乾かす時間は調理時間に含みません。
中華鍋、またはステンレス鍋などにアルミホイルを敷いてお茶の葉と砂糖を入れ、網をセットして強火で熱する。煙が出てきたらエビを並べ、火を少し弱めて蓋をして燻す。
色の薄い食材の時には砂糖をひとつまみ入れることで色が付きやすくなります。入れなくてもかまいません。均等に燻されるように時々裏表を返してください。エビから水分がにじみ出てきたら拭き取ります。蓋の内側に付いた水滴も拭きとり、食材にかからないようにしてください。
15分から20分ほど燻し、エビの色が赤くなったら火を止めて蓋を開けて冷ます。
作りたてよりも数時間から1日置いたほうが香りが落ち着き、美味しくなります。ラップなどに包む場合は完全に冷えて水分が出ないようにしてから包んでください。
・お茶の葉は燻煙チップに比べて早く焦げやすいため、少量の水を加えることで煙が長く持続できます。
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・今回は、ステンレス鍋や中華鍋を使いましたが、スキレットや鉄製のフライパンを使用し、網をのせて蓋の代わりにステンレスボウルを使うことで代用できます。
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・燻製チップは他の種類でも作れます。お茶の葉で作る燻製は軽い香りに仕上がるので、どんなお酒でも合います。
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