具のしたごしらえから、だし汁の黄金比。プロが教える、ちゃんとおいしい基本のおでんの作り方です。ひとつひとつの工程はとても簡単。やさしい味の煮汁で飽きないおいしさ。
<おでんの煮汁>
大根は厚みのある輪切りにして、皮を厚めにむく。火の通りをよくする為に片面に十字の切り込みを入れる。鍋に米のとぎ汁、または大さじ1のお米を加えた水を大根と共に入れて火にかける。煮たったら火を弱め、20分位下ゆでする。ゆで上がったらやさしく水洗いする。
ニンジンは皮をむき、大きめの乱切りにし、ジャガイモは皮をむいて水に放つ。
厚揚げ、お餅入り巾着、ゴボウ天等の練り物は、熱湯に通して油抜きをする。
板コンニャクは、両面とも浅く格子に切り込みを入れ、三角に切る。熱湯に通して臭みを抜いておく。
結び昆布がない場合は、だしをとった後の昆布を細長く切って、結んでもOKです。
鍋に<おでんの煮汁>の材料を入れ、ひと煮たちさせる。大根、ニンジン、厚揚げ、ゴボウ天などの練り物、牛すじ肉の串、結び昆布を入れる。
煮たったら火を弱め、煮たたない程度の火加減で、15分ゆっくり火を通し、さらにジャガイモ、板コンニャク、ゆで卵を加えて15~20分コトコト煮含める。最後にお餅入り巾着を加えて10分煮る。
煮物は冷める時に素材に味が染み込みますので、時間があったら一度火を止め、そのまま自然に置いて冷まし、食べる前に温めるとより味が染み込んでおいしくなります。
取り皿に取り、刻みネギを振ってだし汁をかける。お好みで練りからしやユズコショウをつけていただく。
・他にも小芋、ロールキャベツ、ちくわぶ等、お好みの具を加えてください。
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