卵は1個ずつ、卵黄がつぶれていないか、血が混ざっていないかなどを確認しながら大きめのボウルに割る。菜ばしで白身をつまんで切り、菜ばしの先をボウルの底から離さないようにして左右に動かし、卵が泡立たないように溶きほぐす。<合わせだし>を加え、ザルを通しておく。よりなめらかにするならば、固く絞ったぬれ布巾でこす。
エビは背ワタを取り、塩少々のお湯でサッとゆで、すぐに水に取り、殻をむく。
ウナギの蒲焼きは頭と尾先を切り落とし、8等分に切る。
ギンナンが生の場合は、殻の筋の部分を包丁のミネ等でたたいて実をだし、熱湯に入れ、お玉の背でコロコロ押さえながらなでて薄皮をむく。缶詰めの場合はサッと水洗いしておく。
ユリネは1枚ずつはがし、酢少々を加えたお湯でサッとゆで、ザルに上げる。
ミツバは根元を切り落とし、サッと熱湯を通して水に取り、粗熱がとれれば、2本ずつ結ぶ。
蒸し器をしっかり湯気が上がる状態に準備しておく。
器に飾り用の具を残し、他の具を分けて入れ<卵液>の2/3量を注ぎ、湯気の上がった蒸し器に入れる。乾いたタオルを蒸し器の蓋に巻き付け、少しずらして蓋をし、強火で2分、中火にして5~6分蒸す。
蓋に巻き付けたタオルは蒸気のしずくが茶わん蒸しに落ちることを防ぎます。
一旦火から外し、固まった卵液にそっとミツバ以外の飾り用の具をのせ、残りの卵液を静かに注ぎ、蓋を少しずらしてかける。
今回は具がよく見えるように、卵液を2段に分けて蒸しました。中に入れる具は好きなものを入れて下さい。
強火で3分、弱火で12~15分蒸し、竹串で中央を刺して、澄んだ汁が出れば蒸し上がっています。ミツバ、削ぎユズをのせる。
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