キノコはお米と一緒に炊き込まず、前もって出汁で煮てその煮汁を計量してお米を炊くので、水っぽく炊けてしまう失敗がありません。
お米は炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。
シメジは石づきを切り落としてほぐす。シイタケは笠と軸に切り分け、笠は汚れを拭き取って幅7~8mmに切り、軸は石づきのかたい部分を切り落として縦に裂く。
シメジとシイタケの代わりにマイタケやエリンギで代用してもおいしいです。
油揚げはザルにのせて熱湯をまわしかけ、短冊切りにする。
鍋にシメジ、シイタケ、だし汁、塩を入れて強火にかける。煮たったら弱火にし、鍋に蓋をして10分蒸し煮にし、火を止めてそのまま粗熱を取る。
ボウルにザルをのせ、(1)をキノコと蒸し汁に分ける。
炊飯器にお米を入れて(2)の蒸し汁を加え、分量外の水を分量線まで足し、油揚げを加えて炊く。
(2)のキノコを加えて5分蒸らし、底からサックリと混ぜ合わせて茶碗によそう。お好みでミツバをのせる。
・キノコに限らず水分が多い具は同様の調理法で炊くと水っぽくならず、失敗がありません。出汁と具の旨みがよく感じられるご飯に仕上がります。
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・お米の洗い方。ボウルにお米を計量し、たっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐに水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。お米は、最初に入れる水を最も吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。
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