フキは炊きあわせにすることも多く、この鯛の子とフキの炊きあわせも毎年2回ぐらいは必ず作るものです。
<フキの煮汁>
<鯛の子の煮汁>
フキは葉が付いている場合は、葉を切り落して水洗いし、鍋に入る長さに切る。まな板に並べて塩を全体にかけ、塩が溶けるまで手のひらで転がす。熱湯に塩ごと入れ、煮立てば2分位ゆでて水に取り、粗熱が取れれば切り口から皮をむき、4cmの長さに切る。
鍋に<フキの煮汁>を入れ煮立たせ、1のフキを加える。再び煮立てば1~2分煮て、いったんフキを煮汁から取り出し、フキとだし汁を別々に冷ます。冷めれば、フキを煮汁に戻し、味を含ませる。出来れば1日置いておくと、美味しくなりますよ。フキを煮汁で煮たままで冷ましておくと色が悪くなるので別々に冷まします。
鯛の子は3~4cmの長さの筒切りにし、熱湯に入れ、切り口が花のように開けばザルに上げて水気をきる。ショウガは、皮をむき針ショウガにする。(細いせん切りにし水に放ちザルに上げる。)
鍋に<鯛の子の煮汁>を入れ煮立たせ、3の鯛の子をそっと加え、再び煮立てば針ショウガを加え、弱火にして7~8分コトコト煮含める。
器に2のフキと4の鯛の子を盛り合わせ、木の芽をふんわりのせる。
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